50代以降の更年期の女性に多く見られ、
ドライマウス人口は推定800万人とも言われてます。
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<原因>
加齢、更年期ストレス、生活習慣、薬の副作用、シェーグレン症候群
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だ液が少なくなることによって、以下のだ液の役割が不十分になります
<だ液の役割>
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1.自浄作用:口の中の最近や食べかすを洗い流し、キレイにする
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2.抗菌作用:口の中の細菌の増殖を抑え、殺菌する
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3.消化作用:だ液に含まれる消化酵素が、食べ物の消化を助ける
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4.保護作用:口の中の粘膜を保護
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5.歯の再石灰化:カルシウムやリン酸を補い、歯の石灰化を促進し修復
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具体的なドライマウス・口腔乾燥症の症状は?
<症状>
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1,口が渇いて会話がしにくい
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2,食事がしにくい
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3,口の渇きで夜、目が覚めてしまう
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4,舌の痛みや舌のひび割れ
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5,味覚障害
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6,口内炎、口角炎
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7,虫歯や歯周病
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8,口臭
などのたくさんのトラブルの発生につながります!
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その治療法としては
<治療法>
○人工唾液(サリベートなど)
○保湿剤
○漢方薬
漢方薬については、当院はこちらの漢方薬局と提携しております
ヤブキ和漢薬局 www.yabuki-kanpo.com
○含嗽剤(うがい薬)
○シュガーレスガム
○唾液腺マッサージ
○口腔機能訓練
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ドライマウスの患者さんが最近、増加傾向にあり、各社がこぞって「保湿剤」「だ液分泌促進剤」を販売しております。
根本的な治療が難しいことから、患者さんの生活習慣にあわせて対応することが必要となります。
まずはカウンセリングをし、普段の生活で改善できるところからはじめていきましょう!
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